正月の遊び

凧揚げ。

凧揚げは、独楽まわしとともに正月の男の子の代表的な遊びでした。

もともとは、年の初めに両親が男子の出生を祝い、その無事な成長を祈る儀礼として行われていたものです。

また、子ども自身にとっても、願いごとを凧に乗せて天に届けるという意味もあったのです。

凧は平安時代に中国から伝わりましたが、一般庶民のあいだで盛んになったのは江戸時代のことで、全国各地にさまざまな凧が生まれました。

凧の呼び方も地方によって異なり、東京では「たこ」、閑西では「いか」、長崎では「はた」、東北では「てんぐばた」、群馬や長野では 「たか」、中国地方では「たつ」などと言われます。

ただ空に高く揚げるだけでなく、風に晩りひびかせてうならせたり、ほかの凧にからみつけて糸を切ってしまうけんか凧ま