お話歳時記

二月の行事ー節分と鬼の話。

  二月の行事は節分を区切りに始まります。

  旧暦(月の暦)の立春は、太陽暦の一月か十二月に来る事が多く、ありました。 特に十二月の内に立春が来ると年内立春と言って、調停では祝宴を開いて御祝いしました。

  太陽暦では、節分は二月三日、四日に来る事が多く、そして次の日に立春を迎えます。 一部の地域では近年迄立春正月を祝う所が多く、その前夜の年越しの晩、大きな神社や寺院では鬼やらいの式(追儀式)をして、新しい年を迎えます。

  春の行事の始まりとともに、事八日が行われます。

  事八日は十二月のものと対応する様々な事を行うもので、室町時代からの始まったとされています。 比較的自由に日取りを選べる点が好まれて普及したとされています。

  気のあった仲間が持ち寄りで会食する事を汁事と言いますが、それから発生したと思われる程、遊びの要素の多いものだったようです。

  二月には初午を始として、春の行事が少しずつ行われて行きます。

  春の花がつぼみをふくらませる、二月です。

それをかく鬼とはいふなりけり。

  鬼は大和朝廷の形成過程で滅ぼされた先住民族で、それは縦穴式住居に住んだ居穴人であったり、またアイヌやイヌイット、ロシア系のオホーツク人だったと考えられています。

  そこに目には見えない超自然的な力や、得体のしれないなにか、死者、そしてその魂と死の国、洞穴に暮らし、岩穴に住すなど、さまざまなイメージが重なって、鬼という概念ができ上がったようです・・・。

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業平と高子。

  在原業平は歌人で、平城天皇の孫に当たる人物です。 皇室の一員であるのですが、叔父に当たる高岳親王が薬子の乱に関連して廃王子となり、兄にあたる行平中納言が文徳天皇の皇嗣問題に関連して失脚、業平は、政権から遠ざけられ、和歌一つを頼りに生きざるをえませんでした・・・。

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伊吹童子ー酒呑童子の誕生。

  むかし、たんばの、おおえやま おにどもおおく、こもりいて、  みやこにでては、人をくい、  かねやたからを、ぬすみゆく(わかき、ひめをば、ぬすみゆく)・・・。

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ニ月ー節分と鬼の話。

二月の行事とお祭り。

二月一日 初朔日(二の正月、取越正月)
二月一日〜二日 春日神社黒川能(山形県)
旧暦二日前後の日曜日 師崎左義長祭り(愛知県)
一〜五日 ヤーヤ祭り 尾鷲神社 三重県尾鷲市北浦町)
旧暦二月二日 二日灸
二月三日頃 節分(雑節)
二月三日 長田神社追儀式 兵庫県) 成田山節分会(千葉県) 本成寺鬼追い踊り(新潟県)
二月四日頃 立春(二十四節気)
二月六日 ゾンベラ祭 鬼屋神社 石川県輪島市門前町鬼屋  お燈祭 神倉神社 和歌山県新宮市神倉
二月五〜十一日 さっぽろ雪まつり 北海道札幌市(十一日が土日なら変更)
一月下旬〜二月中匂 千歳支笏湖氷涛 北海道千歳市支笏湖温泉
二月上旬 弘前城雪灯籠まつり 弘前公園 青森県弘前市下白銀町
二月第一土・日曜日 白老イオマンテ(北海道)
二月八日 事の日・事始め(奉納め)針供養。
一月下旬〜二月中匂 千歳支笏湖氷涛 北海道千歳市支笏湖温泉
二月上旬 弘前城雪灯籠まつり 弘前公園 青森県弘前市下白銀町
二月上旬 初午 伏見稲荷神社初午祭り(京都府) 二の午 王子稲荷神社凧市(東京都)
旧暦一月五日、七日 成仏寺・岩戸寺修正鬼会(大分県)
旧暦一月七日 天念寺修正鬼会(大分県)
二月第一土日〜十一日 岩手雪まつり 小岩井農場まきば園内 岩手県岩手郡雫石町(十一日が土日なら変更)
二月第三金〜日曜 十日町雪まつり 新潟県十日町市
二月第二土日 犬っこまつり(犬の子正月) 中央公園 秋田県湯沢市
二月第二金〜日曜 なまはげ柴灯(せど)まつり 真山(しんざん神社)秋田県男鹿市北浦栗山
二月十四日 長谷寺だだ押し(奈良県)
二月十五日 大曲の綱引き(秋田県)
二月第二金〜日曜 なまはげ柴灯(せど)まつり 真山(しんざん神社)秋田県男鹿市北浦栗山
二月十四日 長谷寺だだ押し(奈良県)
二月十五・十六日 横手のかまくら 秋田県横手市
二月十九日 雨水(二十四節気)
二月第三土曜 西大寺会陽 西大寺観音院 岡山市西大寺中
第三土曜 秋吉あきよし台の山焼き 山口県美祢郡秋芳町
二月二十二・二十三日 太子春会式 斑鳩寺 兵庫県揖保郡太子町
二月二十三日 五大力尊仁王会 醍醐寺 京都市伏見区醍醐東大賂町
二月二十四日 辛在祭(さんやれさい) 上賀茂神社 京都市北区上賀茂本山  飛梅講社大祭 太宰府天満宮 福岡県太宰府市学府
二月下旬〜三月下旬 水戸の梅まつり 偕楽園 茨城県水戸市見川 弘道館公園